私ヨ

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2009.05.07 Thursday

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七話

2009.05.03 Sunday 19:23
 

1、家出

2、メイド誕生

3、パチュリー(だったような)

4、さーくらさーくらとっつぁんがー

5、かえってきたー

6、あれ(多分)

7、これ(きっと)
 




銀髪の少女が小さく深呼吸をして図書館に入る。そこの管理人というか住人というかそんな感じの少女(見た目だけ)は入ってきた少女(中身も)を気にせずに本を読んでいる。

「パチュリー様、先程は失礼致しました」

「レミィから連絡が来ていないかしら」

「今日はいい太陽だから散歩したいわ私はできないんだけどねHAHAHAというどうでもいいことは聞きました」

少女(紫)はそう、どうでもいいわねと言って静かに本を閉じる。

「もしかして輝夜の移動でしょうか」

「輝夜を私専属のメイドにした。多分咲夜以外皆知っている。輝夜を私専属のメイドにしたから以後は入室禁止」

「元従者はそれを知っているのでしょうか。今はここのメイドで元のところに関係ないといわれれば確かにそうですが一応了承があった方がいいと思います」

「何をしてもいからここに来てここのメイドになった。その間元従者の意見は全く反映されていないしそもそもここの人たちで会った者は誰もいない。何故ここに来れて何故メイドになれたのかくらい考えなさい」

考えなさいといわれても私は何か作戦があってここに来てメイドになったと思っている。お嬢様が輝夜に能力を使うはずが無いしそれ以前のことを考えて輝夜がここに来てここのメイドになるという理由はなかったような気がする。時々遊びに来て話をして何時間か経ったら別れを言っていた。ここに住みたいなやここのメイドになりたいなという意見はなかったはず。こんなこといったら悪いけど輝夜やその従者は一度月を裏切った。だから今回も裏切るかもしれない。

「随分と長く考えたわね。一応訊くけど咲夜やレミィが危険ではないという証拠はあるかしら。ああ、美鈴もね。あの人を言わなかったから好んでいると勘違いされたら困るから全員分頼むわ」

「家族ですから」

「から、何かしら。家族だったら裏切らないという証拠はどこ」

「好きですから」

「・・・変態、でいいかしら。輝夜を専属にしてよかったわ。皆に言っておきましょう、貞操が危ないって」

不味い。絶対的な理由が無い。この状況で黙っていたら本当にレズ扱いされる、否定してもされるだろうけど。どうして裏切らないのか。私は哲学ができるほど人生を長く生きていないしもしできたとしてもそれが納得できるものとは限らない。反対する以上絶対的な理由を言わないといけない。本当に不味い。

「そうでしょうね、時々変な味がしたのよ。あれってやっぱり媚薬だったのかしら」

「違います、違います」

「嘘よ、そんな顔をしないで。私も貴女が好きよ、嘘」

もしかしていじめたいだけなのだろうか。輝夜は使えるけどあなたは使えないわねという展開に持ち込む気なのだろうか。あの異変のときにあなたの代わりに輝夜がいたら絶対的に勝てたとかレミィは間違って能力を使っちゃったのねとか。とにかくたくさんいじめて私を泣かせる気なのだろうか。いや、もしかしたらここを辞めて出て行ってくれないかって言われたりして。

「咲夜がそんな顔してくれたら私、とか言ってみたりしてね。あなたは人間としてよくやってくれているわ。スタイルよく髪が綺麗で人間らしくて中身も素晴らしくて実に捨て難いわよ」

パチュリー様に褒められるなんて初めてのような気がするけどこの状況で言われると慰められているような気がする。

「で、輝夜の件に関しては終わっていいわね。いいのなら時を止めて出て行って。今後は入室禁止にするから用事があったら他の人に頼んで」




何故パチュリー様は輝夜を専属のメイドにしたのだろうか。元永遠亭の主で人を騙したことがあるというのに。しかも犯罪をして月から逃げたっていう噂だから信じれないということは明らか。パチュリー様は歳の所為であれになってしまったのだろうか、けれど私は誰よりも美しく誰よりも頭がいい。流石私最強私、咲夜最強。

「なんてね」

咲夜がこんなことを思ったらいいのになということで勝手に想像したけどありえないか。パチュリー様はからがありえなくてそれまでは言われそう。

正直、なんでこんなことをしているのかわからない。幻想郷に来るまでのことはどうでもいい。異変を起こしたこともどうでもいい。あの異変後永淋はどこか生き生きしているような気がするけど私は変わっていないような気がする。相変わらず世間でいうニートやって姫という職を利用して。外に出て色々な人たちに関わるようになったのはつい最近のことで(勿論時間間隔は不老不死)それまでは本当にあれだった。

今、どうして私はここのメイドになっているのだろうか。あの子の能力の所為かもしれないと最近になって思うようになってきた。

メイドになる理由がどこにあったあそこを出る理由がどこにあった。私はただあの安定した生活を恐れていたのではないか。色々な人たちと関わっていくうちに自分の心の中でこんな人たちみたいに楽に過ごせたらいいのになと思うようになってしまっていたのではないのか。

本当によくわからない。けれど、このシリアスは私不老不死には要らないということだけわかる。

「けれど、本当にどうしてでしょうね」

私は何をしたいのか。それが自分でもわからないなんてまだまだ未熟。さっき言った台詞を自分に言い聞かせるなんて恥ずかしいこと。

「話があるのならどうぞ」

時を止めてここに来たということは聞いたばかりか。

「どうして貴女もそんな顔をしているのか」

「今は幸せよ?どうせすぐに壊れるでしょうけど」

五月病なんていう言い訳は通じたのかしら。シリアスになるのには訳がある。少しの可能性で生き物は恐れてしまうのだから。

「壊れるってやっぱり作戦なのね、目狐」

「漢字変換要注意、本当は女狐よ。さくやんは侵入者を知らないわよね。先日血の足跡が紅魔館やマヨヒガ?オモイーガー?や博霊神社といった有力人物がいるところに片足ずつあった」

「そんなのあったかしら。とにかく、そのために警戒を厳しくするのね。でも、ここは美鈴一人で撃退できるでしょう」

「マヨイーガーに来たのよ?しかもその頼りになる門番に気づかれずに中に入ってきた。博霊神社の足跡はまるで賽銭箱を蹴ったかのように跡があった。スペルカードルールを使っていたらきっとすぐに負けるわ」

「落書きでしょう」

「わざわざマヨヒーガーにかしら。どちらにしても相手は危ないわ」

前咲夜に使った戦い方はできない。弾幕使うだけでは勝てないし前に聞いた不老不死討伐隊というありえない部隊が相手だったら先ず私が危ない。どれほどの実力かは知らないけどとてつもなく強いと思う。未練がある以上大人しく成仏なんていうことはできないし。

「ありがとう」

「教えておかないと危ないからね」

「いえ、裏切らないでくれてありがとうって」

「まだ裏切らないと決まったわけではないわ。礼を言うのなら終わってからにして」

っと、これじゃなかった。

「姉である以上妹を捨てるはずがないでしょう」

だった。切羽詰っているのかしら、もしものときは永淋も助けてくれるかもしれないし頑張ろう。まあ、色々と。


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